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進撃の巨人最終回伏線をわかりやすく解説!意味分からない考察も調査!

進撃の巨人最終回意味分からない?伏線や考察をわかりやすく解説!

2009年9月別冊少年マガジン(講談社)で連載が始まり2021年4月9日発売の5月号で完結。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 完結編も無事に完結を迎え進撃の巨人の歴史は幕を閉じました。

そんな進撃の巨人最終回ですが原作・アニメを見届けたファンからは「意味分からない」という声が飛び交っています。

エレンは一体何がしたかったのかミカサはなぜ始祖ユミルに選ばれたのか等々気になる点も併せて伏線や考察をわかりやすく解説していきますね♪

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目次

進撃の巨人最終回意味分からない?

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感動した!最高!という声がある一方でいろんな意見がありますよね。

それでは早速、”進撃の巨人最終回意味分からない”についてを紹介していきます!

進撃の巨人最終回意味が分からないという声

進撃の巨人最終回が意味分からない理由としてこんな声があがっています

・なぜミカサは度々頭痛を起こしていたのか原因が分からない

・エレンとミカサが山小屋で過ごしているシーンはなんだったのか

・エレンの真の目的はなんだったのか

・なぜミカサは始祖ユミルに選ばれたのか

・最後に出てくる鳥はエレンの生まれ変わりなのか

私もみなさんと同じく凄く気になったところでもあります。

特に”最後に出てくる鳥はエレンの生まれ変わりなのか”は読者の想像におまかせします状態ですよね!

なぜミカサは始祖ユミルに選ばれたのかは後ほどお伝えしますね♪

なぜミカサは度々頭痛を起こしていたのか原因が分からない

ミカサの頭痛は始祖ユミルに頭の中を覗き見されていたことが原因で起こっていました。

重要な局面で頭痛を引き起こしていたことが多いのでエレンが干渉しているのではないかと思っていた方が多いのではなかったでしょうか。

ではなぜ始祖ユミルがミカサを干渉していたのか気になりますよね・・・

エレンとミカサが山小屋で過ごしているシーンは「道」により作られた話だった

エレンとミカサが山小屋で過ごす光景はミカサの妄想だったのでしょうか。

エレンが本当はそうしたかったと望んだ未来なのでしょうか。

そう気になってしまいますよね。

これはエレンが始祖の力を使って「道」の中に作った精神空間の話なのです。

精神空間とはいえエレンがミカサに伝えたかった想いが読み取ることができますよね。

エレンはパラディ島の人間を根絶やしにする真の目的があった

”始祖の力を使い超大型巨人の硬直化を解き地鳴らしを発動させパラディ島以外の人間たちを根絶やしにすること”

これがエレンの目的なのではないかと読者に錯覚を起こしましたよね。

でも実際、エレンの真の目的は”巨人をこの世から消し去る”ことでした。

そして自分が悪役になりアルミン達に討ち取らせることで人類を滅亡から救った英雄に仕立て上げるという最終シナリオ(目的)がありました。

エレンがアルミンを突き放した理由はここに繋がっていたんですね。納得です!

ミカサと過ごす「道」の中でエレンが自分の居場所を教えたのも自分の最期はミカサに託したかったのでしょう。

エレンの死と当時に巨人の力が消滅する・・・まさかここまで考えていたとは。

1巻で描かれた”駆逐してやる!! この世から・・・一匹残らず!!”というセリフが最終回に綺麗に繋がっていてすごいですよね!

始祖ユミルはミカサの”本物の愛”を見たから選んだ

始祖ユミルは初代フリッツ王から奴隷として酷い扱いを受けていたにも関わらずフリッツ王のことを愛していました。

始祖ユミルにとっての”愛”は愛されたいが故に従い続けることだったのではないかと思います。

ミカサは虐殺を繰り返すエレンを愛するが故に自らの手で終わらせることを選んでいます。

始祖ユミルはフリッツ王を愛するが故、王が虐殺を繰り返していてもそれを止めることはできませんでした。

愛することで従い続けた始祖ユミルとは反対にミカサのとった行動は”本物の愛”そのものだとユミルには映ります。

自分と似た境遇のミカサがエレンを討ち取ったことで始祖ユミルは自分を縛っていた”愛”と言う名の呪縛から解放された。

始祖ユミルが「道」から解き放たれたことで世界から巨人の力が消滅しました。

最後にミカサの前に姿を現し、彼女から「おやすみなさい」と声をかけられながら静かに消滅した。

ミカサのとった行動は始祖ユミルの解放にも繋がっていたんですね。

2000年もの間、始祖ユミルはこの時を待っていたんですね。

進撃の巨人最終回伏線や考察をわかりやすく解説!

進撃の巨人といえば伏線回収が話題になりますよね!

まさかこのシーンからここに!?ということも多々あるので重要局面では様々な考察も飛び交います。

進撃の巨人最終回伏線や考察を解説していきます!

5つにわたる伏線を解説!

私自身一番驚いたのが”二千年後の君へ” “二千年前の君から”と全てが繋がっていたことですね。

アニメ放送当初から見ていましたがまさか最終局面でこうなるとは全く想像がつきませんでした。

他にもこんな声があがっています。

・エレンの母親カルラの死の真実

・グリシャの目線

・「人類を救うのはお前だ、アルミン」のセリフ

・13の数字の意味

・1話ミカサの「いってらっしゃい、エレン」のセリフ

実は全て綺麗な伏線回収がされていました!

エレンの母親カルラの死の真実はエレン自身へ向けたメッセージ

未来のエレンが過去のエレンに巨人を駆逐されることを遂行させるため目の前で母親を食べさせるよう奇行種を操っていました。

ベルトルトが奇行種に襲われそうになっている場面でエレンが命令することにより助かったり・・・

後にアルミンに超大型巨人の力を継承させるため生かしておくということだったんですよね。

本当ここまで考えていたなんて作者の諫山先生は天才ですよね!

エレンが巨人を操作していたことは多くの読者が驚きましたよね!

グリシャの目線は未来のエレンへ向けられていた

こちらの伏線はご存じな方も多いのではないでしょうか?

1巻1話でグリシャはエレンに「帰ったらずっと秘密にしていた地下室を・・・見せてやろう」と言いました。

明らかに目の前にいるエレンの方を見ておらず未来のエレンがいるであろう方向を見て話をしていました。

実はグリシャは「エレン視点のグリシャの記憶」を見ており、自分を見ているであろう未来のエレンに視線を向けていました。

原作でもエレンを見ていないのに見ているかのような錯覚を起こすべく上手く描かれていました。

そのことが120話で判明し、エレンとジークが座標(道)へ到達、ジークがエレンを父(グリシャ)の洗脳から解放するために2人はグリシャの記憶を巡ります。

グリシャは進撃の巨人を継承しているので、未来の継承者(エレン)の記憶を覗き見ることができたのです。

これ凄いのが最初から作り込まれていたということなんですよね・・・

120話で伏線回収していて感動しましたよね!

「人類を救うのはお前だ、アルミン」のセリフは英雄に仕立てるため

これは獣の巨人戦で調査兵団のエルヴィン団長とアルミンのどちらを助けるかという選択を迫られた時にエレンが言ったセリフです。

誰もが友達であるアルミンを助けるために言ったセリフだと思いましたが実はこのセリフこそが最終話の伏線となっていました。

アルミンとの最期の会話でも人類を救うのはアルミン、お前だ」と発言しているシーンがあり幼いアルミンに対しても同じセリフを発していることがわかります。

最終話でアルミンはエレンを殺したのは自分だとして救世主として名を残すこととなります。

アルミンを助けるために発したかのようなこのセリフが出た時からアルミンが英雄になることが決まっています。

人気な伏線なだけに私も気に入ってます♪

13の数字の意味は継承した巨人の寿命年数だった

進撃の巨人には「13」という数字が多く出てきておりその度意味深な数字として読者をザワつかせてきました。

1巻の13ページではそこだけがページ数が記載されており違和感を持った読者も多かったと思います。

その後の「845」という数字が登場しており2つをつなげると「13845」→「138話45ページ」へ進むと「いってらっしゃい、エレン」と描かれており1巻13ページへと繋がります。

初めからこれを想定して作られたのか後付けで作られたのかは不明ですがループ説をここで描いていて歴史は繰り返しているメッセージ性のようにも感じますよね!

進撃の巨人が完結した後、電子書籍版では「13」表記がなくなっていました。

ミスなのか始祖ユミルの呪いが解けたことにより消えたのか真相は謎のままですが後者なのではないかなと私は思っています。

元々「13」という数字には9つの巨人の力を継承すると寿命が13年になるというユミルの呪いがあることで有名です!

1話ミカサの「いってらっしゃい、エレン」のセリフ

先ほど紹介した「いってらっしゃい、エレン」には実は大きな伏線が隠れていました。

1話に遡るとミカサのような子が「いってらっしゃい、エレン」という夢を見ており、涙を流しながら目を覚ましました。髪が短いのにも違和感があり指摘されています。

138話のミカサが描く理想の世界と1話のエレンの理想の世界がリンクしており全て「道」で起きていたと思うと辻褄があいます。

またアニメでは「いってらっしゃい、エレン」の描写がカットされているため別のラストになるのではとも言われています。

とはいえ原作に忠実に制作されると思うので期待しつつ試聴したいと思います♪

考察から最終回を解説

ここまで進撃の巨人最終回意味分からないと言われている理由や伏線をたくさんご紹介してきました!

さて、進撃の巨人とは一体なんだったのか様々な考察から最終回を解説していきますね♪

進撃の巨人とはエレンが継承した「九つの巨人」の九つ目の巨人だったのです。

この巨人はいつの時代も「自由」を求めており、まさにエレンそのものだということがわかりました。

誰もが進軍してくる巨人のことだろうと思っていましたがまさかエレンのことだったとは・・・

最終回で綺麗にタイトルを回収しておりこれには鳥肌の立った読者も多かったと思います。

エレンは自らの死と同時に巨人の力を消滅させました。

その後の描写としてこのような考察があげられています。

・エレンが鳥に生まれ変わった

・ミカサはその後ジャンと結婚した

・その後の世界ではパラディ島が報復攻撃を受け滅びる

エレンが鳥に生まれ変わった

エレンが鳥に生まれ変わったミカサのほどけたマフラーを巻き直していたことや、ミカサが鳥を「エレン」と呼んでいたこと、エレンが鳥に転生する伏線が張られており私も生まれ変わったと考えています。

ミカサはその後ジャンと結婚した

訓練兵時代からミカサを想っていたジャン。

ミカサはジャンと結婚して生涯を過ごしますがエレンの命日には毎年欠かさずお墓にバラをお供えに行く描写がありエレンを愛し続けています。バラの花言葉は「愛」です。

その姿にジャンもそっと寄り添います。

その後の世界ではパラディ島が報復攻撃を受け滅びる

人々は戦争を開始しパラディ島も大規模な空襲を受けて滅びました。

途方もなく長い月日をかけて世界が平和になったかと思ったら僅か100年で歴史は繰り返されてしまいます。

これは現代にもおいてもとてもメッセージ性のある内容だと私は思いました。

パラディ島が滅んで数百年後、エレンが埋葬された丘の木は巨大な木に成長しました。

最終ページは巨大樹と化した丘の木に謎の少年が訪れた描写で締めくくられました。

実はこの描写は始祖ユミルが巨人の力を手にした場面と重なることから巨人復活ではないかと言われています。

おそらく少年は巨人の力を手に入れたことでしょう。

その力をパラディ島を滅ぼした世界への復讐に使うのかパラディ島の復興に使うのかは読者の想像に託されました。

得た力をどのように使うかは人間次第というメッセージが隠れていますよね。

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進撃の巨人最終回意味分からない?伏線や考察をわかりやすく解説!まとめ

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 完結編がついに放送されエレンの物語が幕を閉じました。

セリフがない描写も原作にはあったのでそこがどう表現されるのか個人的に楽しみにしていました。

そしてアニメの放送で本当に終わってしまうんだなという寂しさもありますね。

原作では意味分からないと言われたシーンもアニメではこう描かれたか・・・!と新鮮でした。

エレンの声優である梶裕貴さんも以下のように述べています。

同作が完結し「読者の誰もがそうかと思うけれど、僕にしかわからない感情がある 涙が止まらない」とし、「諫山創先生。漫画『進撃の巨人』を生み出してくださり、ありがとうございました。素敵な作品を、ありがとうございました。アニメ『進撃の巨人』に心臓を捧げ、エレン・イェーガーを演じ抜きます。オレたちの戦いはこれからだ!!!」と決意した。

ORICON NEWS(2021)

エレンと共に過ごした月日が長いからこそ戦友のような存在なのではないでしょうか。

The Final Season 完結編でも迫真に迫るエレンを見ることができましたね!

この記事を通して少しでもわかりやすい解説だなと思っていただけたら嬉しいです♪

最後までご覧いただきありがとうございました!

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